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生理の異常と改善

生理不順・不妊・排卵不全・早発閉経・早期閉経等について
女性は健康状態に乱れが生じると自然な摂理として生理が遅延したり止まったりします。
これは病気があるために起こるのではなく、自身の生命と健康を守るシステムとしての身体の優先順位があるためです。
身体の優先順位とは第一に自身の生命を維持すること、第二に(生命の質の向上として)健康の改善と維持があります。これら第一と第二の働きが安定的に満たされる事で必然的に生命の発展方向として第三の生殖能力の発現と機能充実があります。
これらを私の基本理論から「生命の優先原理」と呼んでいます。

もう少し詳しく例をあげてお話します。
仮に妊娠していても何らかの理由で健康状態が不良になると妊娠を維持する事ができないばかりか、自身の生命に対する危険が生じることもあります。
そのため身体の働きは第一、第二が優先されて第三の生殖能力は中座される事となり流産してしまいます。
また、妊娠以前に健康状態が不良であれば本来の生殖能力を発揮することは出来ないため、不良の程度に従い卵巣の働きは抑制されて排卵が不活発となり月経不順、更には卵巣活動が停滞から無排卵となり無月経へと至ります。
逆に月経不順や無月経であっても健康状態が改善されて生殖能力が機能するための体内環境が整うに従って、卵巣や子宮が本来の働きを発揮して排卵~月経の発生、または排卵~妊娠~出産が可能となります。
不妊の大きな原因となる生理不順や無排卵、無生理、そして早発閉経や早期閉経のほとんどはこのように健康状態が不良であるために起こります。
言い換えれば、身体が行っていることは妊娠出産に適さない不健康な状態を改善するために無意味な生殖活動を抑制することで健康の回復を助けると同時に、限りある大切な原始卵胞の減少を防ぎながら、妊娠~出産が可能な健康状態へ回復するまで卵巣が待機していると考えることができます。
健康不良のために待機状態となっている卵巣や子宮に問題があるわけではありませんので、当初はホルモン剤を使用することで排卵や生理を発生させることができます。
しかし、ホルモン剤を続けると卵巣の反応は低下して排卵しにくくなって行きます。
その理由は元々の健康状態が不良であるため他の臓器からの栄養補充や老廃物代謝などのバックアップが充分に得られないこと、ホルモン剤を使用することで自己産生分のホルモン分泌が抑制され、更に神経系からは卵巣に対して無意味な活動や排卵はしないように制御がなされるからです。
身体的状況を考えない継続的なホルモン剤の使用は卵巣を疲弊させるばかりか、妊娠に向けて排卵を起こす状況にない健康状態のためホルモン剤への抵抗が起こり卵巣の反応が低下してゆきます。
実際、ホルモン剤の長期使用を経て卵巣が反応しない状態にまで至ると卵巣機能不全または早発(期)閉経と診断され、ほぼ自らの卵子による妊娠は難しいとされてしまいます。

本来の閉経とは卵巣の原始卵胞が枯渇して起こるものとされていますが、私は多くの早発(期)閉経や卵巣機能低下などは原始卵胞の枯渇や病気によるものではなく、ホルモン剤への拒絶反応として現われていると考えています。
そのため多くの早発(早期)閉経は原始卵胞を有しながら妊娠に適さない身体的状況下から生理不順や無生理状態が生じ、以降においてホルモン剤による刺激を繰り返すことで卵巣の疲弊が進み卵巣が反応しない状態と考えます。
卵巣に原始卵胞を有している可能性がある場合は出来るだけ早い時期からホルモン剤を中止して身体の改善回復を促すことで、やがて自発的に排卵と月経が起こるようになります。
ほとんどの生理異常は卵巣や子宮に問題があって起こるのでは有りませんので、健康状態を改善させることで、やがて自発的な排卵による生理が再開され、以降の健康状態の向上と維持により持続的な排卵は繰りかえされて妊娠を可能とし、その都度、妊娠しなかった結果として月経が起こるようになります。
たとえ卵巣の予備能(AMH・0.1以下など)が低くても健康状態の回復により自発生理の発生から妊娠に至る回復例が多くあります。

生理不順や無生理、卵巣機能不全、早発(早期)閉経は元をたどれば健康状態が不良であるために生じた状態です。
よって再び、卵巣を機能させ子宮の働きを再開させるには生殖機能を停滞させた元の原因となった身体不良の改善と並行して、お薬により疲弊した卵巣の回復を助けることが必要と考えています。
ホルモンや卵巣、子宮等の生殖能力を左右する働きは主に肝と腎であるため、肝と腎の改善と回復はとても重要です。
ホルモン剤の長期使用は卵巣ばかりか、ホルモン剤の分解を行う肝臓と排泄を担う腎に負担を強いることも見逃せません。 ホルモン剤による肝臓の疲弊から身体的な慢性疲労や黄疸症状、肝臓の働きを補助しようとする腎臓からは排泄しきれない尿毒性物質が皮膚に蓄積されて強度の皮膚炎を呈している例も診られます。
肝と腎をはじめ、状況によっては他の五臓六腑を整えて本来の健康と卵巣や子宮の働きを取り戻す方法として、遠赤外線療法と耳介療法は優れた療法です。
合わせて良質なお水の飲用と食事、そして適切な心身の休養も改善効果を促進します。

原始卵胞を有する限り、卵巣機能低下や不全、無生理や早発閉経、早期閉経とされていても6~7割の方に自発生理が発生し、その後、妊娠と出産に至る方も多くおられます。
妊娠出産を望みながら治療法がないことを理由に諦めてしまう前に一度、当院での初検を受けていただく事を願っています。
ご来院いただければ、生理が不調となった原因を初検(五臓六腑の働きを測定)で明確にしたうえで、原因に対する適切な施療(耳経穴位療法と遠赤外線療法)を行った後、再度、五臓六腑の測定を行いますので改善内容が確認できると同時に改善効果をご自身が体感される事と思います。
初検の結果から、自発生理の発生や妊娠に向けて改善が可能と判断された場合、お近くの方は週に3~5回、当院でのミリコンボックスによる遠赤外線療法(1回・600円)をお薦めしています。
遠方よりご来院されて、以降の継続的な改善と回復を望まれる方にはコスモパックCL(遠赤療導院仕様)のご購入をお薦めし、ご自宅で遠赤外線療法を行っていただくようにお願いしています。
定期的な通院を強要するものではありませんが、以降は月に1回ほど通院して改善経過の確認(再検)を行い、改善状況に応じた耳介療法と遠赤外線療法を受けていただくことで安定した改善と回復に向けて最良と考えています。

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