各種症例トップへ各種症例トップへ 以下の内容は漢方や伝承医学を礎とし、開業以来25年間、遠赤外線療法を専門とする遠赤療導院での経験と考察から、個人的に導かれたことを記述したものです。

肺気胸

【気胸とは】
気胸とは肺や気管支、食道、胸壁などの損傷により空気が肺以外の胸腔へ入り込んだ状態をいいます。特に肺に穴があいて空気が胸腔に流入したものを肺気胸といいます。
胸腔への漏気が多いと肺を圧迫して呼吸を妨げることとなり、時には呼吸困難からショック状態に陥ることもあります。
気胸発症に伴い損傷部から多く出血しますと血胸(血液が胸腔内に溜まる)が併発します。
更に血胸が感染症を起こすと膿胸
(膿が胸腔内に溜まる)へと悪化することもあります。

【気胸の定説的原因と一般的な治療法】
  1. 突発性気胸(自然気胸ともいいます)
    特に原因となる疾患はなく、原因不明と診断されることが多くあります。
    直接の原因として、クシャミなどで腹圧が高まったために発生したものであり、痩せ型の若い男性に多くみられます。
    治療法としては胸腔に注射針を挿入して空気を抜きます。気胸している空気の量が多いため肺を圧迫している時は胸腔にチューブを挿入して吸収器で排気します。
    これらの術後は感染症の予防を行い、それ以降は具体的な治療はなく、経過を観察します。
  2. 続発性気胸
    事故による外傷、または胸部の疾患(喘息、結核、肺化膿症、肺がん、胸部への放射線照射など)が原因となっているものをさします。
    治療法としては前記の突発性気胸(自然気胸)に準じます。
    外傷によるものは必要に応じて開胸手術を行い損傷個所の縫合をします。 外傷による気胸の予後は良好に推移します。
    胸部に疾患があるために気胸が起こる際にはその疾患の治療を行いますが、予後は疾患により異なります。
【気胸の本質的原因】

気胸は前述の原因によって起こると一般的に考えられていますが、本質的な原因はすべて、関係臓器や器官の細胞劣化または細胞同士の結合力の低下です。(事故等による外傷を除く)つまり細胞や細胞間の密着が弱くなっているために突発的な内圧に耐えられず損傷して気胸となる。
あるいは何らかの疾患の進行により細胞が不良となり自ら損傷して気胸となるのです。
この本質的な原因を踏まえたならば、治療または予防をする事は時間が必要となりますが可能なこととなります。
一般的な治療法は前述の通り、対症療法が主体となりますが、遠赤外線療法を併用したならば、新陳代謝の活性が期待できるため本質的な改善と治癒に導くことが可能になると考えます。

【遠赤外線療法と気胸】

遠赤外線療法は五臓六腑の働きを整えて、自然治癒力を強化します。
遠赤外線療法の有効性を具体的にいくつか列記しますと
  1. 消化器の活性
    胃腸を丈夫にして元気な細胞を造るために必要な栄養の消化吸収を高めます。特に細胞同士の結着に不可欠なコラーゲンの吸収と生成により細胞を強化して損傷を予防します。
  2. 血行促進
    全身への血流を改善して細胞単位で健康を強化します。
  3. 副腎の強化、ホルモンの健全化
    痩せ型の若い男性に気胸が多くみられるわけですが、痩せ型である意味は副腎の働きが弱く、副腎皮質ホルモンの分泌が低下しているためです。

    そして、男性であることの意味は男性ホルモンが関与している可能性を示唆しています。
  4. 急激な腹圧上昇の予防
    腹圧が上昇する理由は咳(せき)やクシャミです。
    咳は喘息や風邪が原因となりますが遠赤外線療法は喘息の改善に有効、そして風邪をひかない抵抗力の高い健康で丈夫な身体を創ります。
    また、クシャミは鼻炎などが代表的ですが、やはり遠赤外線療法は喘息も含め、アレルギーの改善に有効です。
続発性気胸は原因となっている疾患の入療方法を参考とする。
入療前後に良質な水を1〜2杯飲む。
食事はたんぱく質とコラーゲンの摂取を心がける。
また、耳介療法は気胸の多くの原因となる細胞や細胞間物質を強化することができますので遠赤外線療法との併用は改善促進と予防、そして療護に有効です。

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