各種症例トップへ各種症例トップへ 以下の内容は漢方や伝承医学を礎とし、開業以来25年間、遠赤外線療法を専門とする遠赤療導院での経験と考察から、個人的に導かれたことを記述したものです。

 痛風

【症状】
 多くの場合、足指のつけ根や足首、膝などの関節が赤く腫れてきて、ほんのわずかな刺激でも激痛が起こる。
痛みは通常は3〜4日持続し、2週間ほどで一度おさまりますが、根本的な治療をしませんと再発を繰り返します。
下肢に限らず、普段より負担をかけている手指や手首、肘などの関節にも同様な症状が現れることもあります。
男性に多く発病し、女性の場合は高齢者に発病します。

【原因】
 原因の概要は血中の尿酸値が高い状態のときに、関節に負担や損傷があるとその関節に尿酸が集まり許溶飽和点を越えると尿酸が結晶して激痛が起こります。
 尿酸値が高くなる原因は高カロリーな食事習慣によるもの、糖尿病による合併症、腎炎や腎結石、腎臓機能低下、水の摂取不足などがあります。
尿酸値が高い状況のもとで打撲や捻挫、つき指により関節に炎症が起こりますと炎症を解消するためにリンパ液などの体液が集まってくるのですが、体液の尿酸含有量が高いため炎症を改善するどころか逆に患部に集まった尿酸が結晶して強い激痛となるのです。
特に関節に負担や損傷がなくても、尿酸値が高くなりますと体重の影響を多く受けている軸足の親指のつけ根に尿酸が結晶して発症します。
体重が多ければ足指の関節の負担は大きいはずですので足指の発症は早まります。

【遠赤療法】
 遠赤外線療法は関節の結晶尿酸を溶解する。体液の循環を良くする。腎臓機能を高める。これら3つの効果により痛風は改善されます。
 炎症部に遠赤外線を当てますとと体液の溶解飽和点
(毒素を溶かす限界)が高まり、結晶尿酸を溶解し減少させます。この時、溶け出した尿酸を搬出するためにリンパ液が集まり一時的に腫れが起こりますが、溶けた尿酸はリンパ液や血液によって腎臓へ運ばれて積極的に瀘渦され尿として排泄されますので血中の尿酸値は正常に戻って行きます。
 遠赤療法と平行して食生活において過食、肉食、脂肪の取り過ぎなどに注意する事は当然ですが、尿酸の溶解や排泄の効率を良くするために良質のお水を1日に体重の2.5〜3%量を飲むようにして下さい。

耳介療法は痛風の痛みのほとんどを緩和します。また、尿酸値を低下させる経穴を用いることで遠赤外線療法との併用は改善効果を高める事ができます。


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