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早発閉経 POFの改善例一覧

早発閉経 精子減少症 自然妊娠 出産

 S.かなえ様より手記

私は以前に焼津遠赤療導院で早発閉経の治療を受けて自発生理が起るようになってすぐに自然妊娠し、無事に女の子を出産した経緯があります。
その後も子どもが元気で健康に育ち、3歳となりましたので二人目がそろそろ欲しくなり、焼津の遠赤で5年前と同じように五臓六腑のチェックを受けました。
結果は大変に良好で二人目の妊娠と出産に特段の問題はないとのことでした。
生理周期が21~25日とやや早いことはありましたが、米田先生から「何の心配もない」との言葉に加えて、私自身は長年生理が無かったので、きっと卵巣が頑張っているんだなぁと思い本当に何の心配もしていませんでした。
安心を胸に月に1~2回の耳介療法と自宅で毎日、遠赤に入り朗報の日を待ちました。

やがて、すぐに妊娠するものと思っていたのですが、順調に生理が来て、ちょっと期待はずれのまま、半年が過ぎました。
そのような折、遠赤療導院へ定期の耳ツボをして貰いに行った時、先生にお話をしたら、
「ご主人の体調はいかがですか?ストレスや疲労などはありませんか?」と聞かれ、ちょっと、気になっていたこともあって、主人を診てもらうことになりました。
後日、遠赤療導院で主人を診てもらった結果、肝臓と腎臓への負担があり、ホルモン低下と慢性疲労を指摘されました。
改めて病院で検査をしてもらったら、精子の活性や数が少ないことが判りました。
医師の話から、主人は元々、精子が少なかったようで、早発閉経だった私とのあいだで、すでに子どもがいることは奇跡的なことと、あらためて思いました。
医師からは精子減少症の効果的な治療法がないことから、人工受精を薦められましたので主人とも相談して受けることとなりました。
遠赤の先生にそのことを伝えました。
「人工授精で妊娠する確率が上がるはず。願いを叶えるためにいいことですね。それでも、自然妊娠が理想だから、人工授精に頼るばかりではなく今までどおりに、ご夫婦の愛情表現のひとつとしてセックスは無くさないようにね。」と助言をいただきました。
主人にはタバコをやめて、遠赤に入ること。そして、人工受精のタイミングに合わせて定期的に遠赤療導院で耳ツボをしてもらうこととなりました。

担当医の薦めるままに8回の人工授精を行いましたが、いずれも成功しませんでした。
良い結果が得られないことから体外受精を提案され説明を受けましたが、私としては気が進まなかったため主人と相談して後日、お断りしてその後も人工授精を続けました。

人工授精を始めてから2年を過ぎようとする10月末にいつもどおりに生理が来ました。
ちょうど2年続けてきた人工授精ですが、年末に向かい何かと忙しくなるため主人と話し合って一時中断して年末はゆったりすることにしました。
翌月の11月中頃に生理が来ましたので遠赤療導院へ行き、耳ツボをしてもらいながら母や家族の体調が良いことなど話をしてその日は帰りました。

やがて、年が明けて、平成17年1月。
これまで順調だった生理が予定日を3日、1週間、そして2週間を過ぎても起こらないので、「妊娠?生理不順?それとも!早発閉経の再発!?」と、期待と不安の日を過ごしましたが、じっとはしていられずに薬局で妊娠検査キットを買ってきて自分で尿検査をしました。

結果はすぐに出ました。しかし、ドキドキしながら説明書の使用方法と判定方法を何度も何度も読み返して確認しました。
やはり、陽性でした。妊娠です。妊娠反応は間違いではありませんでした。
「良かった。良かった。本当に良かった。本当に、本当にうれしい・・・でも、本当に妊娠?人工授精で2年間、あれほど、がんばって、できなかったのに?」
事実を確かめるために昨年までお世話になった病院へ行き診察をしていただきました。
妊娠2ヶ月でした。

遠赤の先生のところへ妊娠のご報告とお礼に、長女を連れて行きました。
妊娠できて本当にうれしかったのですが、自然妊娠できたことを不思議にも思っていました。
そのことを先生にお話したら「気負いがなく、本当のセックスができたからでしょうね。多分、ここ数年のことから自然妊娠への願望や可能性はまったく考えずに、お互いへの愛や慈しみなどの表現のひとつとして、純粋にセックスができたからだと思います。生殖を前提としたセックスは本来のセックスではありませんものね。これからもこの幸せを大切にしてください。本当におめでとうございます。」
その時、私も妊娠の不思議を理解できたと思いました。ありがとうございます。

今、妊娠4ヶ月となり、主人と長女、父と母も家族みんなで出産の日を楽しみにしています。
これからも、おなかの赤ちゃんのためにも健康に気をつけて行きたいと思います。
また、ひとつ、幸せがふえました。ありがとうございました。

追記
その後、順調に経過して2005.09.07に元気な男児をご無事にご出産されました。

おめでとうございます。どうぞ、末永くお幸せでありますように。


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