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その他の症例一覧

知覚障害(過敏・鈍麻・消失・しびれ)

【症状】
症状としては自覚症状として訴えられ、刺激に対し異常に強く感じる知覚過敏や逆に刺激に対し感覚が鈍くなる知覚鈍麻、刺激が無いのに感覚が生じる異常知覚が有ります。
そしてそれらの症状と平行してしびれを訴える事が多々あります。

【原因】
1.中枢神経に原因が有るもの
中枢神経に異常が有るために起こる。
脳卒中後遺症(脳梗塞、脳血栓、脳内出血)、脳腫瘍、脳外科手術後遺症、頭部外傷による脳障害など。

2.伝達神経系に原因があるもの
脳の運動指令を伝える伝達経路である神経に圧迫や切断などの異常が有るために起こる。
変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、脊髄血管障害、脊髄腫瘍、外傷による脊髄損傷、外科手術による後遺症、多発性神経炎、顔面神経麻痺、椎間板ヘルニヤなど

3.その他に原因が有るもの
・血流障害によるもの
抹消血管への血行が滞って手足の冷えを伴ってしびれや麻痺が生じる。
長時間の正座などによるしびれは問題ありません。
・薬物によるもの
薬品(鎮静剤・鎮痛剤・総合感冒剤・自律神経調整剤・鎮暈剤・鎮吐剤等)の一部に副作用として知覚障害が現れる事があります。
・毒物によるもの
代表的な毒物としてフグのテトロドトキシンなどがあります。

【遠赤療法】
遠赤外線療法で改善された例
脳卒中後遺症(脳梗塞、脳血栓、脳内出血)、脳外科手術後遺症、頭部の外傷による脳障害、変形性脊椎症、外科手術による後遺症、顔面神経痛などがあり、耳介療法との併用は相乗効果による著効が得られました。
上記以外の他の知覚異常に関しては現在、改善の可否を断じる事は出来ませんが、遠赤外線療法による有効性は充分に期待できるものと考えています。

耳介療法はしびれや麻痺の症状をその場で緩和、緩解します。


各種の腰痛について

【症状】
腰部に筋肉の痙攣や鈍痛、激痛が起こる。更に悪化することにより、下肢にしびれやひきつり、こむら返り、疼痛が起こり直立、歩行等に支障がでる。滑り症や分離症、ヘルニヤにおいては下肢の神経麻痺にまで悪化することが多い。

【原因】
1.「筋肉疲労による腰痛」
腰部の慢性的な筋肉疲労により筋肉の硬化や収縮が強くなり腰痛が起こる。
この時点では単純な筋肉痛による腰痛であり、数日の安静で治癒します。
しかし、この状態で腰部に無理を掛け続けますと不安定な姿勢などがきっかけとなり腰椎が一瞬ずれて、ギックリ腰となります。
ギックリ腰の痛みは寝起きや歩行の際に強く現れますが、1~2週間の安静で痛みは収まります。
しかしながら、腰部の慢性的な筋力疲労は解消されておりませんので、後に無理な姿勢の作業をしますとギックリ腰を繰り返してしまい、腰椎の間にある椎間板が脊椎の列からとび出して腰部椎間板ヘルニヤあるいは骨自体が分離して脊椎分離症になります。
椎間板ヘルニヤや分離症になりますと脊椎の神経に椎間板や骨が干渉して腰部以下の足の麻痺、しびれ、激痛などの神経異常が起こり、日常生活が困難になります。 
2.「筋力の低下による腰痛」
運動制限や運動不足などで腰部の筋肉が衰えて、脊椎を支えられなくなりますと、脊椎に歪みが生じて腰痛がおこります。
悪化しますと脊椎が更にずれて脊椎分離症や脊椎滑り症となり下肢の神経異常をおこします。
3.「骨の異常による腰痛」
高齢化に伴い骨は老化しますが、老化による背骨の変形が脊椎の神経に干渉して、腰痛、下肢の神経異常となります。
事故などによる脊椎の骨折などによっても同様な脊椎の神経干渉がおこり下肢の神経異常がおこります。
4.「内臓の異常による腰痛」
肝臓、腎臓、小腸、大腸、直腸、子宮、卵巣に病変や腫瘍等があるために、他の臓器や筋肉へ干渉して腰痛がおこる。

【遠赤療法】
1.「筋肉疲労による腰痛」
遠赤外線療法は腰痛を緩和しながら筋肉や臓器の正常化が得られます。
また、筋肉(骨格筋)の不調により生じていた脊椎の歪みは解消されてゆきます。
筋肉疲労による腰痛は遠赤療法を行うことでほとんどの痛みはその場で緩和されます。
脊椎に歪みがある場合は筋肉への血行が良くなり筋肉疲労が改善されるに従い脊椎の歪みは解消されて腰痛はなくなります。
2.「筋力の低下による腰痛」
筋力の低下による腰痛は遠赤療法で痛みを緩和しつつ、徐々に運動療法を実行しますと早く改善します。
3.「骨の異常による腰痛」
脊椎周りの筋肉の緊張を緩和して痛みを和らげます。
老化や事故などによる骨の変形の回復に向けては外科的処置を必要としますが、並行して行うことで痛みを緩和します。
4.「内臓の異常による腰痛」
遠赤外線は腰痛を緩和しつつ、内臓の働きを整えます。

耳介療法を併用しますとほとんどの腰痛は即効的に改善します。


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